海外のコンセントは、日本のコンセントと形状が違います。そのため、日本の電化製品をそのままコンセントに挿すことができません。
そこで『変換プラグ』というものを使って、海外のコンセント形状にあわせてあげる必要があります。スマホ、タブレット、カメラのバッテリーの充電などなど、旅行者の必須任務を遂行するために、変換プラグはなくてはならないものです。
ということで、今回の記事では下記について解説していきます。
- 海外のコンセントの種類
- 変換プラグはどんなものか?使い方
- 世界一周におすすめの変換プラグ(マルチプラグ)
「まだ、海外のコンセントや変換プラグのこともよくわかっていない・・・」という人はぜひ参考にしていただければと思います。
海外のコンセントの種類
海外のコンセントの種類は主に図の7タイプに別れます。
形状が丸から長方形、穴の数も2つから3つとそれぞれかなり変わることがわかると思います。
日本が採用しているのはAタイプです。
もし、渡航先のコンセントがAタイプであれば、日本の電化製品のプラグをそのままコンセントにさして使うことができます。
(※壁側をコンセント、ケーブル側の端子をプラグと言います)
しかし、コンセントの種類がAタイプでない場合は、プラグの形状を変えるための変換プラグが必要になります。
国によって電圧が違う
ちなみに日本と海外の国々では電圧の大きさも違います。
日本の電圧は100Vですが、ヨーロッパに行くと220V~230Vぐらいになります。
もし、日本の電圧にしか対応していない電化製品を海外で使うとショートするなんて可能性もあります。
変圧器はほぼ不要なので心配しなくてもOK
とすると、電圧を変換するための変圧器が必要なんじゃないの?と思ってしまうかもしれませんが、今ではほとんど必要がありません。
なぜなら、スマホ、カメラをはじめとした旅行時に持っていくような電化製品は、世界中の電圧に対応しているためです。
ためしに、持って行くつもりの電化製品をよく見て見ましょう。
100V-250Vのような表記があれば、問題ありません。
変換プラグを持っていくだけでOKです。
変換プラグってこんなもの&使い方
変換プラグとはこういうものになります。写真のは『A⇒Cに変換する用』で、Cタイプの丸ピンが2つついています。
反対側にはAタイプの差込口がついています。
使い方は簡単で、こんな風に連結させてコンセントに差し込むだけです。日本を出発する前に、渡航先のコンセントの種類を調べて、それに合った変換プラグを購入しておくことが重要です。
忘れてしまうと海外で充電できないなんて最悪パターンも・・・。
世界一周におすすめの変換プラグはマルチタイプ
変換プラグには、どんなコンセント形状であっても変換ができるマルチタイプのものもあります。
先ほどの『A⇒C変換用』だとCタイプの国でしか使えませんが、マルチタイプの場合は全世界で使うことが可能なので、世界一周旅行者にはマルチタイプが断然オススメです。
マルチタイプってこんなもの
マルチタイプの変換プラグはこういうものになります。
マルチタイプの使い方
マルチタイプの変換プラグを使うときは、コンセントの種類にあわせてこんな風に分解、変形、合体させます。
ちょっと楽しいですね。
プラグの形状が作れたら、あとは電化製品のプラグをさして、一緒にコンセントに差し込むだけ(写真はB3タイプに変形)
マルチタイプを持っておけば、渡航先のコンセントの種類が何タイプかいちいち調べる必要もなくなるので非常に便利です。
実際に、世界一周でアジア、中東、ヨーロッパ、南米などなど色んな国に行って来ましたが、これひとつで変換はバッチリOKでした。
この先いろんな国に行く可能性のある世界一周旅行者は、特に理由がなければ変換プラグはマルチタイプを持参しましょう。
また、変換プラグとあわせて電源タップ・延長コードといったものを持っていくとより便利になるので、あわせて持っていくことをおすすめします。