今回は世界一周のルートの決め方について書いてみようと思います。
正直なところ世界一周経験者として、あんまり初めからがっちりルートを決めなくてもいいと思っているのですが、完全無計画というわけにもいきませんからね。
私自身の実例も紹介しますので、ルート決めに悩む方は参考にしていただけたらと思います。
世界一周のルートの決め方
世界一周のルート決め方は大まかに下記の通りとなります。
- 行きたい国・エリアを決める
- 季節を考える
- 西回りか東回りかを決める
ひとつずつ見ていきましょう。
1.行きたい目的地を決めてルートの全体像を作る
まずはじめに、自分にとってここははずせないなという目的地を設定しましょう。
あなたにも「この国は行ってみたいな」「この世界遺産は絶対見たい」「この祭りにだけは参加する!」という場所がきっといくつかあるかと思います。
まずは、そうした目的地を地図にたててみて、おおよそのルートを想像します。全部細かく決める必要はなくて、大まかなチェックポイントを作ればOKです。
たとえば、以下の場所に絶対に行きたいとします。
- カンボジアのアンコールワット
- フランス・パリのエッフェル塔
- ボリビアのウユニ塩湖
そしたらおのずと、『東南アジア』、『ヨーロッパ』、『南米』を旅しながらそれぞれのチェックポイント目指していくようなルートのおおまかな全体像が見えてきます。
2.行きたい目的地のベストな時期を考える
ここは外せないという場所の目星がついたら、そのエリアにいつ頃訪れるのがベストか?考えてみましょう。
もし、鏡張りのウユニ塩湖を狙うのであれば、南半球の夏&雨季の年明け1~2月ごろがシーズンです。なので、年明け頃に南米を回るという予定が立てられますね。
全部が全部ベストシーズンに当てることは難しいので、「ここだけはいい景色が見たい」という場所にまずはこだわってみるのが〇。
3.西回り・東回りを決める
最後は、西回りか東回りかを決めていきます。これは自分がこれまで設定した目的地と旅の比重を置きたいエリアを考慮して決めればいいかと思います。
今回作ったルートならば、まずは日本から近い東南アジアからスタートし、それぞれのチェックポイントを目指しながら、西回りで旅をしていくのが自然でしょう。終盤のウユニ塩湖で旅のハイライトを迎えるみたいなイメージです。
以上がざっくりとした世界一周のルートの決め方となります。
ルートの実例
私の場合は、「東南アジアでとりあえず足慣らししてから次を決めよ」みたいなわりと大雑把なルートの決め方でした。
漠然とインド、中央アジア、雨季のウユニ塩湖、キューバには行きたいなあぐらいの感じ。
期間が半年で出発が9月だったので、年明けぐらいに夏を迎えた南米に行ってクライマックスを向かえればいいかな~という感じで、西回りのルートに決めました。
で、実際世界一周してみたところ、こんな感じのルートで最終的には回ってました。
ざっくり東南アジア→中央アジア→ヨーロッパ→中東→中南米という順。
日本でビザまで取得したインドは結局行かず(笑)。でも旅ってこんなもんです。
急にフィンランドに飛んでみたりとか、だいぶイレギュラーなこともしてますね。
ま、こんな感じでバックパッカーの世界一周は、実際かなり自由です。
まとめ:その時行きたい場所に行くのが大事。
実際旅をしていると、また新しい所に興味が出てきてルート変更するなんてことはよくあります。
結局お伝えしたいことは、そのときそのとき自分が心惹かれる場所に行くのが一番大事だということです。
あまりルートに縛られずとにかく自分の行きたい所をたどった方が、なんだかんだ充実した世界一周になるのかなと個人的には思います!
そのほかの世界一周に向けてやるべきことはこちらの記事でまとめています↓