【訪問時期:2013年12月】
イランのヤズドで「沈黙の塔」という場所に行ってきました。
沈黙の塔はゾロアスター教で鳥葬の場所として使われていた塔ですが、現在は禁止となり、旅行者でも訪れることができるようになっています。
ヤズドは、今もゾロアスター教徒が今も暮らしている都市でゾロアスター教ゆかりのスポットが点在しています。
沈黙の塔はゾロアスター教徒の鳥葬の場として使われていた塔で、「ダフメ(墓場)」と一般的に呼ばれます。
ヤズドからはバスに乗ってくることができます。
塔周辺には集落の建物
塔の周辺にはゾロアスター教の集落の建物があります。
貯水池や、集会場、現在も土葬の場として使われている墓などが。
塔へ登る
沈黙の塔へ登ってみました。
沈黙の塔といわれているのは、実は頂上の土と石で円形に造られたこの部分。
沈黙の塔の中は平らになっていました。結構広い。
眼下にはヤズドの町が一望できました。
頂上からは荒野の絶景が見られた
日が落ちてくると、沈黙の塔からの景色は凄さを増します。
町も赤茶色の中東らしい町並みに。
後ろには荒野が。
ぼんやり差し込む夕日に煙が立ち上っている光景がなんとも言い表せない。
ただただしばらく眺めるばかりでした。
まとめ
ぽつんと荒野に佇む沈黙の塔は観光地としては物足りなさもあるかもしれません。
しかし、一歩その場所に足を踏み込むとゾロアスター教の文化が垣間見え、興味深い場所でした。そして何より夕日に照らされる荒野は絶景でした!
もし沈黙の塔に行くなら夕方頃がオススメです。