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狂犬病暴露後接種を受けたときの話。やっぱり海外旅行保険に入っていてよかった

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海外に行く際に最も注意しなければいけない病気の一つが「狂犬病」です。

 

犬をはじめとした動物に噛まれたりして感染する致死率100パーセントの非常に恐ろしい病気で、世界中の年間死者数は今も50000人以上にのぼります。

 

ただ一方、受傷後に適切にワクチンを打てば発症を防ぐことができる病気でもあります。

 

この受傷後に打つワクチン接種のことを、暴露後接種と言います。

 

今回はそんな狂犬病の暴露後接種を受けた時の話をしようと思います。

 

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狂犬病

狂犬病について少し詳しく触れておきたいと思います。

 

狂犬病とはどういう病気かというと以下のようなものです。

狂犬病は、狂犬病ウイルスを保有するイヌ、ネコおよびコウモリを含む野生動物に咬まれたり、引っ掻かれたりしてできた傷口からの侵入、および極めて稀ではあるが、濃厚なウイルスによる気道粘膜感染によって発症する人獣共通感染症

国立感染症研究所より

症状

発症すると、熱や悪寒といった風邪のような症状が現れ、その後精神錯乱や水を恐れるといった神経症状がおこり最終的にはほぼ100パーセントの確立で死にいたります。

発症する国

日本やオーストラリアといった狂犬病を根絶させた一部の国を除いて、世界中に存在しています。特にアジアや、中東、アフリカでの発症が多いとされています。

ワクチン接種について

狂犬病のワクチン接種には主に2パターンがあって、あらかじめ予防接種として打つ「暴露前接種」と、実際に動物に噛まれてしまったあとに打つ「暴露後接種」に分かれています。

 

暴露前接種は4週間にわたって、3回のワクチン接種を行うのが基本です。暴露後接種はこの暴露前接種をしていないと、これまた4週にわたって5回のワクチンを接種しなければなりません。

 

じゃあ暴露前接種をしていたら、暴露後接種をしなくていいかというとそうではなく、暴露前接種をしていた場合でも、暴露後接種は2回打たなければいけません。

 

詳しくは厚労省や国立感染症研究所、各医療機関のHPを参考にしてみてください。

エジプトで狂犬病暴露後接種を受ける

それでは、私が狂犬病の暴露後接種を受けた話に移ろうと思います。

ダハブにて猫に手を思いっきり引っかかれる

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それはちょうど中東エジプトのシナイ半島のダハブに滞在していたときでした。ダハブは、少しエジプトっぽくないリゾート地で、旅人にも人気の場所です。

 

モーセが十戒を授かったシナイ山があるのも、実はここダハブ近郊だったりします。

関連記事:モーセが十戒を受けた「シナイ山」に登頂してきた。なんて神々しい朝日だろう。 - 世界くるっと.com

 

ダハブでそのとき滞在していた宿には半野良の猫が何匹か住み着いていていたんですね。

 

で、暇なときは結構この猫たちと遊んだりしていました。

 

ただある日、この猫のうちの一匹が、私が買ってきていた食糧をあさって食べていたので、私はちょっと怒ろうとこの猫に近づいたんです。

 

そしたら、

 

「ニャー!」

 

バリッ!

 

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手の甲を思い切り引っかかれてしまいました。漫画の1シーンかと思うくらい、それはきれいに猫の引っかき傷からプシャっと血があふれていました。

 

そして、その瞬間思いました「あ、やってしまった・・・・」

 

よぎったわけです。「狂犬病」の文字が頭の中を。

すぐ首都カイロに移動し、海外旅行保険のコールセンターに連絡

というわけでダハブを離れて、すぐ首都のカイロに向かいました。地方には整った医療機関がないので。

 

海外旅行保険に入っていたので、コールセンターに電話して狂犬病の暴露後接種が可能か聞きました。

 

コールセンターの人はすばやくかつ丁寧に対応してくれ、すぐにカイロで狂犬病の暴露後接種が可能な国際病院を探し出してくれました。

 

そして、その病院の受診の段取りも含めてすべて手続きをしてくれました。

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で、その日のうちに紹介された国際病院にいって、まずはじめの暴露後接種を受けることができたのです。

 

ちなみに私は渡航前に、暴露前接種をすでにしていたので、後日2回目の暴露後接種を打つだけで済みました。これがもし暴露前接種をしていなかったら、5回接種しなけければならず滞在もだいぶ伸びてしまうので助かりました。

狂犬病にならずに済んだ

かくして、私は狂犬病に無事ならずに済んだわけです。

 

まあ実際、狂犬病になるかどうかは、攻撃してきた動物が狂犬病に感染しているかどうかで決まるわけなので、その動物を調べてみないことには正確なことはいえません。

 

しかし、実際問題受傷後にそんなことを調べている時間は1ミリもありません。それに野生動物の場合、どこかへいってしまいますし。

 

なので、狂犬病にならないためにはすぐに暴露後接種を打つことが重要なわけです。

 

本当によかった。

海外旅行保険に入っていて本当によかった

そして、海外旅行保険に本気で感謝しました。

 

狂犬病の暴露後接種は一刻を争う事態です。受傷後すぐにワクチンを接種しないと、手遅れになってしまいます。

 

尋常じゃなく不安な状態です。

 

知らない国で自分ひとりでワクチンが受けられる病院をすぐに見つけ出すこと自体かなり困難なのに、そんな状態とあってはほんとパニックですよ。

 

そんな中、電話一本でワクチンのある病院を探し出してくれ、受診の段取りまで組んでくれた保険会社には感謝です。ほんと。

 

キャッシュレスでの対応が可能な病院だったので、お金もその場で立て替えることなく治療ができたというのも非常に大きいです。

 

ちなみにカイロの病院にいったとき、コンシェルジュのような人が出迎えてくれて、最初から最後まで付き添ってくれました。正直「え、こんなことまでしてくれるの!?」とその待遇に驚きでした。

 

とにかく、海外旅行保険に入っていて本当によかったと感じました。

海外旅行保険は入ろう

ここまでだいぶざっくりと狂犬病を受けた時の話を書いてきましたが、つまり何が言いたいかというと、

 

海外旅行保険には入っておこうということです。

 

もし入っていなかったら色々と終わっていましたよ・・・ほんと・・・。

 

ついつい「なんで保険なんて入らなきゃいけないんだろう」とか思ってしまうんですが、本当に何かあったときこそ保険は助けてくれます。

 

この一件で私はそれを身にしみて感じました。

 

というわけで、これから海外に行かれるという方はどんな形であれ保険には入っておいたほうがいいですよ。

 

以上、「狂犬病暴露後接種を受けたときの話。やっぱり海外旅行保険に入っていてよかった」でした。

 

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