世界一周する人向け情報

世界一周する場合、休学届にはどう理由を書くか?について

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プリシュティナ大学(コソボ)の建物に書かれていたJ.F.ケネディの言葉。Liberty without learning is always in peril and learning without liberty is always in vain./ 学問を伴わぬ自由は危険であり、自由を伴わぬ学問は空虚である。

「休学して世界一周するつもりなんだけど、大学に提出する休学届の休学理由にはどういう風に書いたらいいのだろう・・・?」

私自身、世界一周の為に休学しようとしたとき、休学届の書き方には悩みに悩みました。堂々と書くべきか、何かそれらしいことを書くべきか、この辺りは正解のない悩みなので難しいところです。

今回はそのあたりについてお話ししようと思います。

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世界一周に行くつもりであることをそれらしく書いた

私の場合、休学理由には世界一周に行くつもりであることをそれらしく書きました。

どういう風に書いたかというと、

英国には大学進学者が入学まで約1年の猶予期間をとり、様々な活動を行うことができるギャップイヤーという制度がある。今回の休学は日本学生がギャップイヤーを実践したどうなるか、また得られるものはあるのかを試す画期的実験である。予定している活動は主に世界一周、時と場合により留学やボランティアを考えている。なお、最初の3~4か月はそれらの活動のための資金稼ぎの準備に充てる

と書きました。

ちょっと仰々しく学問っぽい感じです(笑)。

私の場合は「世界一周」というより「ギャップイヤーの実践」を休学の理由としました。ちょっと休学のための休学みたいな感じになってしまっていますが、いいんですそこは無理やりで(笑)

「ギャップイヤー」という言葉ですが、これはイギリスの大学における入学延期制度のことです。大学を休学して何かをしようとする人は一度は見たことのある言葉だとは思うのですが、当時の私はとてもこの制度に触発されていたんですね。

「自分もこれをやりたいぞ。日本でやるなら休学するしかない」そんな強い気持ちでこの言葉を休学理由のトップに持ってきました。

それに続いて、では何をやるかということで「世界一周」と書きました。一応保険として「留学」や「ボランティア」などの言葉も入れていますね(笑)

「世界一周だと?そんな理由じゃだめだ!」と却下されるのが怖かったんです(~_~;)

留学の為に休学するというパターンは良くありますし、ボランティアというワードも印象は悪くないですからね。実際、ギャップイヤーでよく行われている活動でもありますし。

でもって最後に、活動初期は活動資金を稼ぐと記しておきました。これで一応は、休学期間である程度何をするか明確ににしつつ、妥当性のある感じにできたのかなあと思います。

休学理由には堂々と「世界一周するため」と書いてもいい

私の場合は特になにもつっこまれることなくあっさりと休学が承認されました。

本当にあっさりとです。

おそらく、私の大学の場合どんな理由を書いても休学は承認されていたかと思います。もちろん反社会的な理由などはダメだとは思いますが。

それらを踏まえた上で、あなたの大学が寛容的でありそうならば堂々と、

「世界一周するため」

みたいに書くのも全然アリだと思います。

ほかなら、

「ボランティアをするため」

「留学するため」

「インターンをするため」etc….

こんなふうにシンプルでいいんです。

仮に何かつっこまれても、しっかり受け答えできれば、却下されるということもないでしょう。

もし書きたくなければ「一身上の都合」でOK

もちろん何も音沙汰なく休学手続きを済ませたいというのであれば、あえて「世界一周」といった攻撃的なワードは入れなくてもいいでしょう。

大学が休学に対して寛容的でない、特に自分のやることを大学に伝えたいわけではないなど色々なパターンがあるとは思いますが、そういう場合あえて不毛な争いをする必要はないと個人的には思います。

こういうときは「一身上の都合」で構いません。こう書いておけば特に何も言われないでしょう。多分。

休学理由に書いておきたいこと

休学理由をどう書くかはもちろん個人の自由です。ただ、どういう目的で休学するにしても私が個人的に書いておいた方がいいなと思うのは、

  1. 休学で主に行う予定の活動
  2. その活動をなぜ休学をして行わなければならないのか
  3. 主な活動スケジュールの予定

以上の3点です。

この3つが説明できていれば、休学理由としては申し分ないのではないでしょうか?

世界一周なら、

  • 世界一周
  • 世界一周を休学して行う理由
  • 世界一周の概要

といった具合でしょう。

これなら、目的、理由、内容の3要素が含まれていてとても分かりやすいです。
2つめの「理由」は本音の部分でもあるので、ちょっと書きにくいとは思いますが、ゴリ押しでもいいので書いておくと休学届を見た人の納得感が増すのかなと思います。

まとめ

私の場合は、休学届けに「自分がギャップイヤーを実践したらどうなるか?何か得られるか?それを世界一周で試します!」という感じで書きました。

実際に自分が思っていたこと、やりたかったかったことを書いて提出したことで、「これはやるぞ!」という使命感のようなモチベーションを得られた気がします。

ぜひあなたも自分自身が納得のいくような休学届を書いてみてください。そういう休学届が書ければ、自分の休学ライフにも確信をもって望めるはずです。